お米屋さんなのに、アイス屋さん???
北嶋糀店さんやレッカーランドフクカワさん、福むらさんとかが並ぶ、旧市街。このあたりは、「新町(しんまち)」といいます。雰囲気いっぱいな旧市街を歩いていると、フツーな感じで目に飛び込んできたのが、お米屋さん。高柳米穀店さんです。
お店の名前のとおり、高柳米穀店さんは、お米屋さん。おいしいお米を売っている、町のお米屋さんといったかんじです。でも、ちょっと、あれー????お店を覗いてみると、ジェラートとか、書いてあります。はて?と思いつつ、お店に入ってみました。
ということで、高柳米穀店アリアさんを探検です。
やっぱり、お米屋さんだけど…
- 町内の方たちが重宝する商品が、いっぱい
さっそく、お店に入ってみると、すぐに目に飛び込んだのが、毎日のお役立ち商品の山。山。山…。
お米だけじゃなく、お酢も、お味噌も、麺も…。毎日の食卓を彩る食品の数々が、並んでいます。
高柳米穀店さんは、森町の方々にとって、大切なお店だというのが、一目瞭然なお店でした。
でも、その入り口には、どどーんと、あります。アイスが並ぶ、ショーケース。うふふ。
お米屋さんがはじめた、アイス屋さん
- お米屋さんの店内に、ジェラートブースが…
やっぱり、やっぱり、どうしてもフシギなので、お店の方に聞いてみました。
「高柳さんって、お米屋さんなんですよねぇ。アイスもあるんですかぁ?」
アイスのブースを担当している奥さまが、答えてくださいました。
お米の自由化とか、いろいろあった1995年、よーし、ということで、アイスの販売を始めたんだとか。なんと、奥さまは、もとケーキ屋さん。つまりは、お菓子のプロ!!!
満を持して、といったかんじで、アイス屋さんになったってことですよね。そりゃ、おいしいわけです。ふーむ。なっとく。なっとく。
- 「これと、これ」とお願いすると、盛り合わせてくれる。
ぐるっと見回すと、ボードには、何種類ものフレーバーの説明が書いてあります。後ろ側には、カップに入って、お持ち帰りができるタイプのも、置いてあります。もう、種類が多すぎで、選べない!!!
「食べたいのを、ぜーんぶ注文したら、おいくらになるのかしらん」と、どきどきしながら、お財布の在庫を心配していたら、奥さまが、うれしい助け舟を出してくれました。
「もちろん、ひとつひとつ注文してもOKですけど、この選べるセットがおススメですよ。」
なんと、目の前のショーケースに並んでいるジェラートの中から、好きなのを5個選んで、盛り付けてくれて、480円なりのサービス商品。
これとこれのセットですよ、とか、選べないんじゃなくって、「好きな味を5種類」です。えええぇぇぇ~。そんなサービスしていいんですかぁ。
そとのおしゃれなベンチで、いただきます!!!
- 店先には、木製のベンチがあります
高柳米穀店さんの店頭は、とってもおしゃれでかわいい感じ。さすがは、ジェラート屋さんです。みどりが植えられていて、ベンチまであります。
気持ちいい風に吹かれながら、ジェラートを食べることができちゃいます。
ということで、お持ち帰りは、またこんどにして、奥さまおススメの商品、好きな味を5つ選べる「彩り」を注文しました。
- 「彩り」480円です。
今回選んだのは、これ。
根強い人気の、ミルフィーユ味と、ピスタチオ味。濃い赤色が食欲を誘うベリー系は、ポイセンベリー。ぶどうのような、深くて甘酸っぱい味です。
それから、やっぱりお米屋さんな、お米のアイス。食べてみると、おいしく炊けたごはんの食感がぷちぷちとわかる、うれしいアイテム。さすがで、満足な味です。
町内メニューもあります。なんと、同じ通りにある、北嶋糀店さんの甘酒を使って作った甘酒のアイス。あの、歴史あるこうじ屋さんが作った甘酒で、ぜーたくに仕上げてあるので、もはや、カンドーの域です。しょうがのピリッとした辛みが、甘酒の味をぐぐっと引き立てます。甘酒って、夏の季語なだけあって、アリアさんでは、夏の限定商品なんですって。これは、ぜったい、はずせないです、です。
5種類も、いっきに?と思いましたが、ぺろっといっちゃいました。ベンチに座って、夏の夕方の風に吹かれながら、ぺろっと。ぱくっと。もう、これは、全種類制覇したーいと、思わずにはいられません。季節限定品もありそうだし、足しげく通いたいお店、またひとつ、増えちゃいました。ふふ。
森歩きに、日替わり弁当を!!!
- 日替わり弁当650円
高柳米穀店さんは、森町の人たちに、なくてはならない大切なお店。日替わりのお弁当とか、おかずとか、そういう、ホントに毎日に必要なモノも揃ってます。
この、高柳さんのお弁当、ほんと、スゴイ。お米屋さんだから、「ごはんがおいしい!!!」っていうのは、もう、自明の理、言うまでもないけど、おかずもハンパなく、いい。材料とか、調味料とか、自然なモノ、身体に優しいモノを選んで使っているんですって。それも手づくりで。高柳さんちのお弁当をおすそ分けしてもらったみたいな、やさしくて、おいしいお弁当です。
こんなに素材にこだわって作ったお弁当が、こんなにていねいに、ていねいに作ったお弁当が、650円で???とオドロキ。
ただ、ほんとにほんとの手づくりだから、キッチリ、予約が必要。お昼のお弁当なら、当日の朝10時くらいまでに、電話とかで予約をいれてね!!!とのこと。もう、ラブコールしちゃいますぅ。
高柳米穀店 アリアさんのブログ、はっけ~ん!
高柳米穀店 アリアさんのブログ、ありましたぁ。
新製品の情報とか、連絡先とか、いろいろ詳しく載ってます。チェックしておかなきゃ。これは、ぜひにも。
高柳米穀店 アリアさんのブログへジャ~ンプ。
森歩き日記