大鳥居月花園

大鳥居月花園外観

森は和菓子がおいしい!!

森町を歩いていると、お菓子屋さんをよく見かけます。森町は「遠州の小京都」というだけあって、和菓子の老舗がたくさん。お茶の名産地だから、当然といえば、当然かもしれないけど…ね。なかなか手ぶらで帰ることができない町です。

森町に行くたびに、お土産にいろんな名産のお菓子を買って帰るのも楽しいですよね。ただ、森のお菓子は、きちんと作っているものが多いから、日持ちがしないものがあるので注意しなくちゃいけないです。でも、昔からのほんとうのお菓子って、防腐剤とか入っていなくても、思いのほか、日持ちするものもあるので、お店できちっと聞いてみるのがいいかもです。

そんなこんなでたくさんある和菓子の老舗ですが、今回は大鳥居月花園さんに行きました。昭和のはじめからやっている、歴史のあるお菓子屋さんです。森の中心部から、「アクティ森」へ行く途中にあるので、「アクティ森」で遊んだ帰りに寄るのがおススメです。

ところ狭しとお菓子が並ぶ店内…

店内に入ると、ほんとにところ狭しとお菓子が並んでいます。和菓子に、洋菓子に、ホント、ずらずら。どれにしたらいいか、本気で迷っちゃうほど。

梅衣
大鳥居月花園さんの店頭

ということで、ご主人に聞いてみました。
「なんか、お菓子たくさんで、どれ選んだらいいのかしらん…」

「そうでしょ、そうでしょ!!!」というお顔で答えてくださいました。これ、全部、大鳥居月花園さんが考え抜いてやっていること。お菓子って、たくさんの中から、「これにする!!!」って選ぶ楽しみがありますよね。そんな楽しみをお客さまに味わってほしいからこそ、こんなにたくさんお菓子を取り揃えているんですって!!!「いつ行っても、ほんの少しの種類しか置いてないんじゃ、ね。」と。

それに、季節によっても、作るお菓子をかえているから、きっと、行くたびに新しいお菓子に出会える喜びも!!!こんなにお客さまのことを考えて、おいしいお菓子を作っているなんて…、とうっとりなキモチです。

だから、大鳥居月花園さんには、ファンがいっぱい。それも、こんなにたくさんのお菓子には、それぞれファンの方がいるんですって。お客さまごとに、「わたしは、このお菓子がダイスキ。一番!!!」っていう風に。お客さま想いのご主人と、お菓子想いのお客さま…。なんか、相思相愛、わたしもファンになっちゃうぅう。

梅衣って、たまらない~

梅衣
大鳥居月花園さんの梅衣 5個入りで600円

お店で聞いてみました、おススメのお菓子は? 梅衣(うめごろも)を教えていただきました。

梅衣って、聞いたころある~っ」と思ったら、やっぱりそうです。森町名物です。森町では、数軒の和菓子屋さんが作っているそうです。だから森町を歩いていたから、知らない間に覚えてたのねぇ。

梅衣
大鳥居月花園さんの梅衣の包装がイイ

外側はシソの葉でくるまれていて、内側にはこしあん入りのおモチが入っています。和菓子って、甘ったるそうってイメージがあります。とくに昔からある伝統の和菓子って、甘すぎるのがありますよね。でも梅衣って、そんなことなかったです。内側のほうは、ちょっと甘めですが、外側のシソの葉が塩の利いた蜜漬けになっているので、お口の中でちょうどよい甘さになります。シソ、おモチ、こしあんの三層構造がお口の中で絶妙のコンビネーションを発揮です。しっかり甘いのに、後味は甘すぎない。

これって理想のお菓子じゃない? あっ、やめられないお菓子って、理想じゃない?

昔ながらの「遠州の森」

遠州の森
遠州の森 110円

さてさて、こんどは、「遠州の森」というお菓子にトライです。このお菓子、麦こがしという、昔からある伝統のお菓子なんですって。なんか、懐かしい感じがして、思わずお買い上げ。

さっそく、食べてみると…。そとは、ぽそっ、ほろっ、ほろっ、と崩れていくような口当たり。もちろん、ぱさぱさして、おクチがもごもごしちゃうよ~っていうようなのではないのに、さっぱりとしていて、飾り気のない、ソボクな味です。昔からのお菓子というけど、甘ったるいとか、そういうこともないし、なんか、お茶請けのお菓子として、どんどん、どんどん、ずんどこ、ずんどこいけちゃうテイスト。のほほ。なかは、白あんのタイプと、ふつうのあんのタイプの二種類あるしで、かわりばんこに食べたら、エンドレス状態は確定じゃないですかぁ。こりゃ、あはははは。

大鳥居月花園さんのページ、見つけました

残念ながら、大鳥居月花園さんのホームページを見つけることができませんでした。でも、森町商工会のサイトの中に、大鳥居月花園さんの紹介がありました。営業時間などが書いてありました。ほほ、また行ってしまおう。

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遠州森町は、「遠州の小京都」とも呼ばれる歴史のある町。名所・旧跡はもちろん、静岡茶や和菓子などのおいしいものがたくさんあります。新東名が開通し、森・掛川ICからすぐの場所です。ぜひ、遠州森町までお越しください。きっと、楽しい一日になりますし、管理人が、とっても喜びます。