次郎柿のルーツがある!!!遠州森町
お茶にお菓子に…。とおいしいモノをあげたら、きりがない遠州森町。フルーツだって、スゴいんです。秋の味覚・柿、柿、柿。
全国的にも知られた柿に、「次郎柿」があります。静岡県とか、中部のヒトには、とくに人気なんだとか。グジュ柿派のヒトも、サクっと派のヒトも、みんな黙らせる、そんな柿です。
この「次郎柿」、実は、森町がルーツ。次郎柿の「最初の一本」があるんだとか。そんなお話を聞いて、さっそく、探してきました。次郎柿原木。
ということで、次郎柿原木探して、ゴー・ゴー!!!
ちょっと見つけにくいかも???次郎柿原木
とはいうものの、原木ポイント、発見にちょびっとたけ、ホネが折れました。というのも、森町の中の、細い小道を入った奥に、ひっそりとある、そんなこじんまりした感じのトコだから。
- 森川橋そばで、「天竜15km」の標識をまず探すべし
そんなときに、目じるしになるのが、この「天竜15km」の標識。森川橋そば、栄正堂さんのすぐ横あたりにあります。この標識の横にあるミラーに、ついていました、「次郎柿の原木」こちらのプレート。
次はどっちへ行けばいいのかしらと、ウォークラリー気分で、矢印の方向に進めば、ホントすぐ、歩いて30秒ほど。小道の奥にある、「こじんまり」としたところですが、碑も立っていて、威厳はタップリ。「能ある鷹は、爪かくす」系のみどころです。
次郎柿のいわれ、みっちり説明の看板あり
「おいしい柿、食べたい。おいしいモノ関係なら、なんでも見てみたい。」
という、かなりフトドキな気持ちを吹き飛ばす、そんな立派な柿スポット。
- 次郎柿のゆかりを知るのに、グッド
次郎柿原木の地には、歴史やいわれを伝えるボードが、置かれていました。
ふむふむと、読んでみて、ビックリ。この原木、県の天然記念物なんですって!!!きゃー、ひらにー、ひらにー。
だから、しっかりと囲いが設置されて、厳重にガードされてます。(もちろん、採ってはダメダメです。ぜったい!!!)
この囲いの中で、おくーのほうに、鎮座しているのが、ホントのホント、次郎柿の原木です。周りにあるのは、接ぎ木されたのとかということなので、いってみれば、お子さま方、ご一族の方ってかんじ。ご一族に守られている長老様って趣ですわね。
- 早生次郎もあります
それから、次郎柿原木のお隣には、早生次郎の木もあります。この、「早生次郎」って、やっぱり森町ので、次郎柿からできたのなんですって。ほー、ふむふむ。やっぱり、こちらにも、詳しい説明が書かれたボードがあったりします。
じっくり、じっくり、説明読んで、お勉強すると、きっと、次郎柿を食べたときの、ありがたさがアップ。おいしさもアップ。
柿好きさんなら、ぜひ、ぜひ、押さえたい、スポットです。次郎柿原木の地!!!
秋の日には、写真撮影スポットに、グー
- 秋の高い空に、吸い込まれそうな次郎柿
そんなこんなで、とってもお勉強になる、次郎柿原木の地ですが、写真撮影に行くにも、とってもいい感じ。
- もう完熟?つるつると光っています
広々としたところに、ど~んと、柿の木が立っていて、お空とのコントラストのキレイ。ただでさえ、おいしそうな柿なのに、加えてそれが「原木」だったりするので、貴重度もバツグン。記念になるし、自慢になるし、絵になるし。ほんと、おススメスポットです。
っていうか、秋だけじゃなく、季節季節に訪れて、四季の変化をキャッチするっていうのも、いいですよね。芽が出て、だんだん色づいていく柿の実の変化を楽しんで…。自分だけの「原木次郎柿」写真集ができたら、もう、もう、サイコーな予感。
次郎柿の原木ギャラリー ~次郎柿の春夏秋冬・いちねん~
- 3月末の次郎柿・原木。みるい感じの若葉が、すこしずつ…。
- 5月末の次郎柿・原木。ヘタ部分よりもちっちゃい実が…。
- 7月上旬の次郎柿・原木。なんとなく、柿らしくなってきました。
- 8月はじめの次郎柿・原木。あらっ、ちょっと色づいてきたかしら…。
- 9月末の次郎柿・原木。恥じらったようなべに色が、すこしずつ、増えてきて。
- 10月末の次郎柿・原木。すっかり、柿いろです。わくわく。
- 11月上旬の次郎柿・原木。もう、たわわに実ってます。はい。
次郎柿原木について、詳しくは森町役場のホームページで
次郎柿原木について、調べてみました。
森町役場のサイト内に、詳しく説明があります。コレ読んで、勉強すると、もっとふかーく、次郎柿が味わえるかしらん???
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森歩き日記